
プレミアムトラディショナルタイプのひとは、歴史と伝統に裏打ちされた品格を重視するひとです。
お屋敷や、執事や使用人がいるような住宅だったり、そんな雰囲気のある街に建つ物件を好みます。
誰にでもひと目で分かる伝統と保守的な考え方をもっているひとで、
そして、プレミアム感は物件選択の重要な要素と考えています。
理論的で慎重なひとが多く、そのうえにリスクを取ることをはしたくない。
そのようなスタイルのひとが、プレミアムトラディショナルタイプになります。
若様お姫様育ちのひとが好む投資スタイル
古めかしい呼称ですが、若様、お姫様育ちのひとには、違和感なく投資物件の価値が
理解できるので好まれます。
ただ一方では、上流へのあこがれやブランドに惹かれた、一般の方のあこがれる投資物件として
も投資候補になることがあります。
良いものを長く使うスタイルの生活で、日頃から誰が見ても良いものを選ぶひと向きです。
そういった価値を評価した上で、伝統的なレガシー物件を手に入れて、子供や孫の代までの資産として
長期保有することを考える人が多く、その点以外にはあまり関心をもっていないので、
不動産を相続継承していくことが前提の物件投資スタイルになる場合も多くあります。
そんな人にマッチする不動産投資商品
投資の方向性 ブランド立地のプレミアムマンション投資
結論→利回りによるインカムゲイン(家賃収入など)ではなくキャピタルゲイン(譲渡益)を狙う。
目的 長期資産形成
価格帯 1億以上
併売数 50平米以上
エリア 都心
利回り目安 2~3% 物件価格が高いので家賃収入との間に差が生まれやすく
利回りはあまり望めない。
初期費用 300万円くらいから
住まいと投資を融合してもいい(但し、家賃収入が見込めないのでローン返済のやり繰りが必要)
ブランド立地のプレミアムマンション投資になる。
利回りによるインカムゲインではなくキャピタルゲインを狙う
あまりあくせくしない。
投資物件の選び方のポイント

ブランド立地のプレミアムマンションになります。
東京では、江戸時代の大名屋敷がそのまま現在のブランド立地になります。
そういった所に立地している物件情報を集めて、投資可能物件を決定します。
例えば、○○台や○○山といって地名の場所などは、投資候補物件の立地として
有力なエリアになります。
東京の高級住宅街と呼ばれているエリア
そこは昔から城南五山と呼ばれています。
城南五山(じょうなんござん)は、東京都心にある高級住宅地で、JR山手線の品川駅から五反田目黒駅にかけてのエリアに広がる5つの高台の総称で、花房山(はなぶさやま)、池田山(いけだやま)、島津山(しまづやま)、八ツ山(やつやま)、 御殿山(ごてんやま)を指します。
江戸時代から名だたる大名屋敷や大名出身の邸宅が建ち、古くから高級住宅街として知られています。
この城南五山は、東京の中でも地盤がしっかりしており、比較的地震に強いことから、
大名屋敷などが軒を連ねていました。
見晴らしがよく、古くからブランドエリアとして知られています。
風通しや日当たりに恵まれ、水害も少ないことが歴史が証明しています。
そして、どのエリアにも山手線の内側にあり、生活や移動に便利な所にあります。
しかし、一歩住宅街に入れば駅周辺の喧噪とはかけ離れた落ち着いた住宅街が広がります。
昔からハイクラスな政治家や著名人が住んでいただけあって、高級感が漂う雰囲気です。
その建物も広い敷地にゆったりと建つ低層の高級マンションや立派な門構えの一戸建て住宅が
多く見られます。
このエリアに建てられている高級賃貸マンションや、分譲ブランドマンションには、〇〇山グランドマンション、
○○山ヒルズなど、城南五山の地名がマンション名によく使われています。
他の都市では、大阪や名古屋で例を上げると大阪の帝塚山や名古屋の八事などもブランドエリアです。
全国の都市にもそういった街があります。
皆様の土地勘がある地域にあるブランドエリアの物件に投資するのが考えやすいと思います。
ブランド立地のメリット
まず、株式・不動産マーケットの暴落などの変化に強いことがあげられます。
そして、投資物件価格としては、高額になりがちですが年月が経過しても、
歳月と共に物件が古くなっていくと言うよりも、歴史や伝統のある物件としての価値が
醸成されていくので、価格が下がらない傾向が強くあります。
歴史を振返れば、そういったエリアにある街は、どのような時代であっても、
ずっと一等地であり続けているので、その価値は大きく変動していないことがわかります。
それは誰もが知っているとおり、これまでの歴史が証明しています。
注意点
富裕層を気取って無謀な投資をしないこと。
住まいとしてでも夫婦のペアローンで限界まで融資を組むのはリスクが高い。
一般的には富裕層気取りの見栄っ張りには向かない。
常に冷静でいて、これが投資であることを忘れずに落着いて構えること。
「入るを量りて出ずるを制す」(いるをはかりていずるをなす)の実践が必要です。
*ご注意 この記事は読者の投資活動の成果に責任を負うものではありません。